資料の種別。 |
図書。
資料情報のコピー
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タイトル。 |
人間不平等起源論(ニンゲン フビョウドウ キゲンロン)。
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副書名。 |
付「戦争法原理」(フ センソウホウ ゲンリ)。
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著者名等。 |
ジャン=ジャック・ルソー∥[著](ルソー,ジャン・ジャック)。
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坂倉裕治∥訳(サカクラ,ユウジ)。
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統一著者名。 |
Rousseau,Jean-Jacques。
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坂倉 裕治。
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出版者。 |
講談社/東京。
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出版年。 |
2016.6。
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ページと大きさ。 |
232p/15cm。
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シリーズ名。 |
講談社学術文庫 2367。
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一般注記。 |
原タイトル:Discours sur l'origine et les fondements de l'inégalité parmi les hommes。
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内容注記。 |
人間たちの間の不平等の起源と根拠に関する論文. 戦争法原理。
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分類。 |
NDC8 版:135.34。
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NDC9 版:135.34。
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内容細目。 |
人間たちの間の不平等の起源と根拠に関する論文 ; 戦争法原理。
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ISBN。 |
978-4-06-292367-5。
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4-06-292367-X。
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9784062923675。
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406292367X。
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価格。 |
860円。
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タイトルコード。 |
4424490。
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内容紹介。 |
近年ますます注目されるジャン=ジャック・ルソー(1712-78年)の代表作、待望の新訳。本書は、ディジョン・アカデミーが募集した懸賞論文として1754年に執筆された。懸賞の課題は次のとおりである。「人間たちの間にある不平等の起源はなんであるか、また、それは自然法によって是認されるか」。この問いに感銘を受けたルソーは、森を散策しながら思索をめぐらし、論文の構想を練ったことが知られている。ルソーが問題にする「不平等」とは、体格、体力、手先の器用さ、知的能力などに見られる「自然にかなった不平等」ではない。そうではなく、地位、身分の区別、貧富の差、支配隷属関係といった、人間自身が約束や合意によって作り出した不平等である。そうした不平等に拍車がかかって歯止めがなくなれば、人間は必ずや惨めで不幸な生を強いられる、とルソーは考えた。これは「格差社会」が深刻になっている現在の日本にとって、まったく他人事でない、きわめて切実な問いにほかならない。神が造った世界には秩序がいきわたっており、それを損なうのは神の摂理の外にある人為である、とルソーは言う。だから、人間の不幸の原因は、世界を造った神にも、神が造った人間の本性の中にもない。そして、そうである以上、現実に目の前に存在する不幸を避けることは、真剣に望むなら、人間にとって不可能なことではない。これこそが、ルソーが私たちに伝えるメッセージである。すでに複数の邦訳があるこの偉大な作品を、実力者として知られる訳者が手がける。専門家にしか理解できない詳細に踏み込むことは避け、しかし読みやすさを理由にして原文の意味を歪めることはしない。そんな実直な方針の下で完成した本訳書は、誰にでもルソーの原文を実感できるものに仕上がっている。なお、『社会契約論』初稿「ジュネーヴ草稿」と同時期の1756年頃に執筆されたものの、断片しか残されていない『戦争法原理』を併録した。これは復元された形では本邦初訳となる貴重なものである。。
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