内容紹介。 |
われわれは、日々、売買取引活動の中で生活している。これら売買取引は一般に「商業」と呼ばれる。商業には、個人や個別企業の視点と社会経済的視点がある。社会経済的視点は、少し以前からは「流通」として扱われている。本書の目指すところは、読者が個人や個別企業の視点、社会経済的視点の双方から商業をとらえられるようになることである。前半では、商業や流通などのとらえ方、商業の歴史、社会経済的視点から見た様々なモノの流れ、商業・流通の意義、そして、流通機能などについて取り上げている。後半では、売買取引を専門とする小売機関、卸売機関、これらの構造と変化、消費者と商業や流通との関わり、商業・流通政策について、新しい動きも多く取り上げている。本書では、多くの事例を通して、はじめて商業や流通を学ぶ人が十分理解できるように配慮した。。
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