内容紹介。 |
科学や医療技術の進展にともない様々な倫理的諸問題が生じてきた。それによって、医療従事者には、専門的知識・技術だけでなく倫理的態度が強く求められている。そこで、倫理的態度を培う一助として、生命倫理の基盤となる各種倫理綱領・宣言を理解することが重要になる。倫理綱領や宣言には必ず契機となる社会的出来事が存在する。本書では、各種倫理綱領・宣言の史的経緯がわかるよう、分野別・年代順に整理し、解説を加えた。特に第2版では、社会の動向に伴い、「看護者の倫理綱領(2003年日本看護協会)」「助産師の声明(2006年日本助産師会)」「生命倫理と人権に関する宣言(2005年UNESCO)」「医師の職業倫理指針(2004年日本医師会)」「臨床研究に関する倫理指針(2003年厚生労働省)」を追加した。。
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