| 内容紹介。 |
死の淵から蘇った秀吉率いる新・豊臣軍の猛撃によって、徳川家康は関ヶ原で大敗を喫し、必死の遁走を開始した。命からがら浜松城に逃げ込んだ徳川勢は、岡崎城で合流した秀忠軍と共に、巻き返しを図るべく籠城戦を開始する。しかし、兵数、火力、兵糧の何れにおいても徳川勢は劣勢であり、万にひとつも勝ち目はないように思われた。しかし、家康は、最後の最後に勝負を賭けるべく、命懸けの謀略を企てていたのだ。一方、直江兼続率いる上杉連合軍は、関東の徳川勢を駆逐し、ついに江戸城攻略を開始する。果たして、浜松城の最終決戦の帰趨は如何に。第七回歴史群像大賞奨励賞受賞作。。
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