利用案内(日本語)
滋賀県立図書館のはたらき
図書館にはたくさんの本があります。この本はみなさんに利用されるのを待っています。
図書館で本に囲まれたら、きっと読みたい本にめぐりあえるでしょう。
めぐりあった本は、みなさんが持っている力を引き出してくれるかもしれません。
新しい楽しみが生まれるかもしれません。
もし、読みたい本がなければ、館員におたずねください。
図書館になくても探して、たいていの本はお貸しします。
わからないこと、調べたいことも遠慮なく館員におたずねください。
県立図書館は、県内の市町立図書館を通じて、県民のみなさんに本や資料をお貸ししています。
みなさんのまちの図書館に必要な本がなくても、あきらめずにリクエストしてください。
県内の図書館がその蔵書をお互いに利用し合うしくみになっています。
県立図書館は、各図書館の協力のお手伝いをします。
県立図書館は、まちの図書館にできるだけの援助をし、滋賀県がおとなも子どもも自由に本を選び、
読書を楽しめ、また必要な資料はかならず入手できる県になるため、はたらきます。
開館時間
- 水曜日~金曜日……………………… 午前10時~午後6時
- 土曜日・日曜日・祝日(含休日)…… 午前10時~午後5時
休館日
- 月曜日・火曜日 ※祝(休) 日のときは開館し、その週の水曜日が休館となります。
- 祝(休)日の翌日 ※翌日が土・日曜日のときは開館します。
- ただし、5月3~5日の振替休館は2日間とします。
- 年末年始(12月28日~1月4日)
- 特別整理期間
本を借りるには
貸出券の登録
本を借りるには 図書貸出券をおつくりください。滋賀県にお住まいの方、または通勤・通学されている方であれば、だれでも簡単につくることができます。
登録される場合は、貸出券登録申込書に記入して、ご住所の確認できるもの(運転免許証・保険証・学生証など)とあわせてカウンターまでお出しください。その場で貸出券を発行します。
※貸出券は、ご本人の利用に限ります。ご自分でお読みになる本をご自分のカードでお借りください。
ご家族での共用はできませんのでご了承ください。
貸出冊数と貸出期間
お一人10冊以内で“3週間”まで借りていただけます。
貸出
一般資料室・参考資料室の本は1階貸出カウンターへお持ちください。
児童室の本は児童室カウンターへお持ちください。
それぞれの部屋の書庫の本は、それぞれのカウンターでお手続きします。
図書館とプライバシー
読書は一人ひとりの人間の優れて精神的な営みです。
ですから図書館では、利用者の読書の秘密を守ることを大切にしています。
コンピュータに入力された個人の情報は、貸出しと利用統計以外の目的には使用していません。
本の貸出記録はその本が返却されると同時にすべて消去されます。
また、図書の請求票や処理済みのリクエストカード等、お名前と利用された本が記された帳票類はすべてシュレッダーで処理しています。
※利用されている本に関するお問い合わせにつきましては、ご本人からのもの以外はお答えいたしかねますのでご了承ください。
本を返すときには
開館中はそれぞれのカウンターへ
本を返すときには 一般・参考・児童の各資料室カウンターへお返しください。貸出券はいりません。
※1階貸出カウンターへは、お返しになれません。
閉館時にはブックポストへ
図書館が閉まっているときは 玄関左側にあるブックポストへお返しください。
※返却が遅れた場合は、本の貸出しができなくなることがあります。
他の利用者のご迷惑になりますので、返却期限は必ずお守りください。
市町立図書館へ
滋賀県内の市町立図書館へ県立図書館の本を返していただくこともできます。
あなたのお住まいのまちある公共図書館のカウンターで“県立図書館で借りた本です”とお声をかけていただいたうえでお返しください。
市町立図書館のブックポストへの返却は、本が紛れてしまう恐れがありますのでご遠慮ください。
※大津市立・草津市立の図書館にはお返しいただけません。当館へ直接お返しください。
※すでに市町立図書館へ返却されていても、当館に戻っていない場合は、総冊数が10冊を超えての貸出しは行いませんので、ご注意ください。
また、返却期日が大幅に遅れている場合は、当館で返却が確認できるまで、貸出を行えない場合がありますのでご了承ください。
貸出期間の延長と本の再貸出し
貸出期間の延長(1週間)
返却日までに本を返せないときは、Myライブラリや館内検索端末から、あるいは図書館にお電話いただくことで貸出期間の延長(1週間)ができます。
※一度延長した資料、貸出期限が過ぎた資料は延長ができません。
本の再貸出し(3週間)
同じ本を続けてお借りになりたいときは、返却日までに図書館へ本をご持参いただくと、3週間の再貸出しをいたします。
※次の方のリクエスト(予約)がある場合には再貸出しができません。
(上記の「貸出期間の延長(1週間)は可能です。お申し出ください)
※一度再貸出しをした資料、貸出期限が過ぎた資料は再貸出しができません。
資料室のご案内
一般資料室(2階)
実用書から専門書まで約15万冊の本が並んでいます。
語学のカセットテープ・CDや文学作品の朗読テープ、楽譜、大型活字本などもご用意しています。
参考資料室(2階)
調べものをするには、まずこの部屋においでください。百科事典、人名事典、統計書、用語辞典など、調べものに必要なあらゆる資料が揃っています。
滋賀県に関するお問合せもこの資料室へ。
郷土資料コーナー(参考資料室内)
滋賀県に関する資料、滋賀県で発行された資料や雑誌・新聞などが並んでいます。
古文書の利用もできます。
滋賀県や県内市町村が発行している行政資料も収集しています。
水資料コーナー(参考資料室内)
琵琶湖に関する資料をはじめ、湖沼や河川など陸水に関する資料、水環境の保全に関する資料を中心に、“水”に関するあらゆる資料の収集には特に力を入れています。
外国図書コーナー(参考資料室内)
外国図書の収集もおこなっています。中国湖南省図書館から贈られた中国語の本もあります。
雑誌コーナー(2階)
雑誌の最新号とその年のバックナンバーが揃っています。
外国の主な雑誌も収集しています。中国湖南省図書館から贈られた中国語の雑誌もあります。
最新号以外は貸出しができますので、1階貸出カウンターでお借りください。
新聞・雑誌コーナー(1階)
最近1ヵ月間の新聞と、週刊誌や趣味の雑誌の最新号が並んでいます。外国の主な新聞もあります。
※前月の新聞は参考資料室に、雑誌のバックナンバーは2階雑誌コーナーにあります。
新聞・雑誌に関するお問い合わせは参考資料室へ。
児童室(1階)
絵本や紙芝居など約4万冊が並んでいます。「おはなし会」も開いています。
外国語の絵本や児童図書を研究される方のための資料もあります。
貸出カウンター(1階)
一般資料室・参考資料室の本や雑誌などの貸出しと館内の案内を行っています。
児童室が混雑しているときは、このカウンターでも貸出ししています。
ロッカー利用のお願い
カバン類の持ち込みはできません
図書館に入館されましたら、お手持ちのカバンはロッカーへ預けてください。
ロッカーは100円のコイン式で、使用後にお金は戻ります。
貴重品は肌身はなさずお持ちください。小さめのポーチなどを持参いただくと便利です。
※お借りになる本を入れるために館内でご利用いただけるカゴを用意しています。
資料を探すには
資料室の書架で
各資料室の本は主題によって配列されています。
書架の前に立ってみてください。きっと興味をひく本が見つかるでしょう。
新しい一冊の本との出会いは、新しいあなたの可能性の発見になるはずです。
※各資料室の配架図を用意しています。カウンターまでお申し出ください。
インターネットでの検索
インターネットで、県立図書館で所蔵する図書、雑誌、新聞の検索ができます。
雑誌については県内の市町村図書館で所蔵しているものについても検索できます。
滋賀県関係の新聞記事見出し(1983年以降)の検索もできます。
図書・雑誌・新聞の検索 → 蔵書検索へ
新聞記事の検索 → 新聞記事見出し検索へ
館内利用者用検索端末での検索
館内での検索用に端末をご用意しています。
操作の簡単なタッチパネル式と、書名、著者名等での掛け合わせ検索ができるキーボード式があります。
検索の結果、必要な図書の書名・著者名等を記入したレシートの打ち出しができます。
目録での検索
2階一般資料室入り口の書名目録・著者名目録(冊子体)で調べることもできます。
本の請求はカウンターへ
各資料室にある本はご自由にお探しください。
書庫にも本があります。
書庫の本については、資料請求・閲覧票(端末で検索された場合はレシート)にお名前と貸出券の番号をご記入の上、カウンターの職員にお渡しください。
お求めの本が、探し出せないとき、本の置き場所がわからないときも、遠慮なくカウンターの職員におたずねください
なお、「滋賀県立図書館利用細則」第2条第2項で指定されている資料については、研究目的の場合に限って閲覧ができます。この場合、閲覧申込書の提出が必要です。また、閲覧申込書受付当日には閲覧できない場合もあります。
詳細については、滋賀県立図書館 調査協力課までお問い合わせください。
リクエスト(予約)
あなたのお読みになりたい本が書架に見あたらないときは、その本をリクエストしてください。
貸出中の図書については、利用者用検索端末やMyライブラリからご自分で予約していただけます。
カウンターでも受け付けています。この場合もリクエストカードへの記入は不要です。
県立図書館に所蔵していない資料については、リクエストカードに記入の上、カウンター職員にお申し出ください。
お1人1回10件以内でお願いします。
※リクエストは電話でも受け付けております。
(土・日曜日のカウンター混雑時にはお受けできないことがあります)
購入できない本でも
県立図書館になく、絶版等の理由で購入できない本についても、国立国会図書館をはじめ他の図書館から借りることができます。
お探しになっている本があれば、ぜひカウンターへ。
リクエスト(予約)のご連絡
貸出中の場合は、本が戻ってくればご連絡します。
検索端末やMyライブラリでメールアドレスを登録された方にはメール、アドレス登録のない方にはハガキでの連絡となります。
県立図書館にない場合は、購入するか、他の図書館から借りてハガキで連絡いたします。
※本は、連絡後2週間の取り置きをいたしますが、できるだけ早くお越しください。
※当館でリクエスト(予約)された本を、お住まいの市町立図書館で受け取ることはできません。
市町立図書館での受け取りを希望される場合は、リクエスト(予約)をその図書館で行ってください。
Myライブラリのご案内
滋賀県立図書館では、インターネットで資料の予約や予約状況・貸出状況の照会ができるMyライブラリを提供しています。
Myライブラリの利用の始め方や、Myライブラリでできることについては次のページをご確認ください。
“知りたい”“調べたい”ことがあるときは
レファレンス・サービス
あなたの暮らしのなかの疑問、仕事や趣味での調査など、2階参考資料室カウンターでご相談ください。
あなたの目的に応じた資料を選び出します。
手紙や電話でもレファレンス・サービスをご利用いただけます。
ふとした疑問も、いつでもその場で図書館へお寄せください。
図書館の資料だけでは目的が満たされない場合には、他の専門機関などとも連携して、資料を探します。
複写(コピー)サービス
参考資料室で受け付けています。図書館資料に限り、「著作権法」で許される範囲内で複写(コピー)ができます。
複写料金は1枚10円です。(マイクロフィルムは、1枚50円です)
※雑誌の最新号は複写できませんのでご注意ください。
※国立国会図書館など他の機関からコピーを取り寄せることもできます。
参考資料室カウンターでおたずねください。
図書館へ来られない人のために
郵送による貸出
身体に障害のある方(身体障害者手帳を所持している方)で、図書館へ来られない人のために郵送による本の貸出しを行っています。郵送料は不要です。
ご利用の方法は、図書館サービス課までお問い合わせください。
あなたのまちの図書館を通じて
県立図書館は市町立図書館への援助をもっとも大切な仕事と考えています。
みなさんが気軽に繰り返し利用されているのは、身近にあるまちの図書館であり、そこを通じてはじめて、すべての県民のみなさんに県立図書館の本を利用してもらうことができると考えるからです。
お探しの本があるときは、お住まいのまちの図書館でおたずねください。
その本が図書館にない場合は、受け付けた図書館から県立図書館へ連絡がきます。
県立図書館でその本を所蔵していれば、申し込みをされた図書館へ送ります。
所蔵していなくても、購入して届けるか、県内の図書館や、他府県の図書館、国立国会図書館等、所蔵している図書館から借りていただけるよう手配をいたします。
また、県立図書館の本の複写申し込みもできます。
※お急ぎの場合、県立図書館で取り置きすることもできます。来館のうえ、受け取ってください。
申し込まれた本は、一週間に一度各館を巡回している協力車でお届けします。
この車で市町立図書館へ返された県立図書館の本の回収も行っています。
また、申し込まれた本のうち、県内の図書館が所蔵しているものも届けています。
県内の図書館は、互いに協力してみなさんが必要とされる資料を提供できるよう努力しています。
あなたのまちの図書館をどうぞご利用ください。
滋賀県立図書館
〒520-2122 大津市瀬田南大萱町1740-1
TEL (077)548-9691 FAX (077)548-9790