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近江デジタル歴史街道 特集「近江の和紙 雁皮紙(がんぴし)・青花紙(あおばながみ)」を公開しました

掲載日:2025/01/05

和紙の多様な美しさは、生産各地の異なる風土からうまれたものです。色、厚み、滑らかさ、強さなど、その特徴に適した用途もさまざまです。草木の繊維を原料とする和紙の製法は、滋賀県にも古くから伝え守られてきました。滋賀県指定無形文化財に指定されていた「雁皮紙」(大津市上田上桐生)や「青花紙」(草津市)は、いずれも近江の和紙として特有のものです。今回の特集ではこのような「近江の和紙」について、江戸・明治時代に記された『滋賀県管下近江六郡物産図説』『近江名所図会』を中心に紹介します。

◆◆同時開催中◆◆

資料展示「近江の和紙 雁皮紙・もみ紙・青花紙」 場所:2階参考資料室 

近江の和紙に関する所蔵資料のなかから、当地で漉かれた和紙の実物貼付がある資料や、デジタルアーカイブ「近江デジタル歴史街道」に特集掲載している和書の一部を展示しています。つくり手の技術と、和紙の多彩な表情を、どうぞあわせてお楽しみください。

滋賀県立図書館「近江デジタル歴史街道」掲載 琵琶湖博物館所蔵
『滋賀県管下近江国六郡物産図説 1 滋賀郡・栗太郡』(1872年)「製紙方法始終取調記并真図 栗太郡 桐生村」より 

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